デザインとは一体何者なのか。問題解決?設計?見た目?改めて考えてみました。

タカヒロ

[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/09/fdsfs.png” name=”タカヒロ” type=”l fb”]こんにちは、たかひろです[/voice]

友人から最近何してるの?って聞かれる時に

「スマホとかwebサイトのデザインしてるよ」って私は答えますが、

ふと思いました。

私は「デザイン」という言葉を

本当に理解して使っているのだろうか。

そこで改めて今回「デザインがどのようなものか」考えてみました。

「デザイン」と聞いてどんなものを思い浮かべますか

「おしゃれなもの」 「見てはっと感動するもの」
「使いやすいもの」 「見えるものではなく、日常やビジネス上の課題を解決するもの」

など多く意見や考え方がありますが、

書籍やブログからみてもどれも正しいデザインの観点です。

でも不思議だと思いませんか。
たった1単語で多くの意味を持ち、ビジネスや芸術など幅広い分野で使われています。果たして異なる理解の方々が同じ机上で話した時に、有益な議論ができるでしょうか。

答え:難しいと思います。

昔までは見た目のみデザインが主流で、サービスを通じた体験についてはあまり重視されてきませんでした。ですが、現在ではモバイルアプリケーションをはじめとした体験に重視されるようになり、見た目のみにとらわれない思考法や行動に至るまで「デザイン」と呼ぶことが多くなっています。

〇〇デザインに溢れすぎて「本質的なデザイン」の再認識が必要

デザインコンサルティングファームであるIDEOをはじめ、経営にもデザインが取り入れらています。また大学では「キャリアデザイン」、どこかの勉強会では「デザイン思考」等なにかとデザインが付いています。デザインが表す意味と適用範囲が広すぎて正直ややこしすぎです。

デザインの重要性が認識されてきた今こそ

「デザインとは一体何なのか」

再認識する必要があるのではないでしょうか。

デザインとは「目的達成のためのプロセス全て」である

どうしてもデザインというと見た目についてと思われがちですが、
語源を調べてみると非常に広義であることがわかります。

デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。

また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。 wikipediaから引用

見た目についてはそんな触れられていません。
さらに調べてみると…….

誰かにユニークな期待をし達成するためのロードマップまたは戦略的アプローチであり、その目的を達成するための法的、政治的、社会的、環境的、安全上および経済上の制約の中での、仕様、計画、パラメータ、コスト、活動、プロセスである。ここで「仕様」は計画または完成品のいずれかとして明示することができ、「プリミティブ」は設計オブジェクトを構成する要素である。 wikipediaから引用

つまり、

ある目的を達成するための生産活動のすべてがデザインというわけである。

さらに注目すべきは

主観的に良いと思うコトを取り入れるのではなく、
外部環境を把握した上で目標達成するために必要な最善の行動やプロセスを重視している点。

[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/09/fdsfs.png” name=”タカヒロ” type=”l fb”]デザインというと「クリエイティブ」「新規性」といった独創的、感覚的なものを考えがち。[/voice]

[voice icon=”/wp-content/uploads/2018/09/fdsfs.png” name=”タカヒロ” type=”l fb”]ですがどちらかと言うと、目標達成への戦略、計画、アクションという

より一貫性があり外部環境の意見を最大限に組み込んだモノコトとのことなんですね。[/voice]

これだけだとまだまだ抽象的。もう少し噛み砕いてみましょう。

「デザイン」を分解すると大きく3つに分類される

ここまでデザインとは

ある目的を達成するための生産活動すべてと触れてきましたが、

記事や会話など日常で頻出する「デザイン」は大きく3つに分類されます。
これがわかればおおよその理解はできるかと思います。

すこし「身近なもの」を使いながら考えてみます。

想像してみてください。

[box class=”blue_box” title=””]あなたは、家族4人でマンションで生活しています。

妻(夫)と子供二人がお腹を空かせて家に帰ってきます。[/box]

その時あなたは、どうしますか?
外食?家でご飯?金曜日だから豪華な夕飯?それともいつも通り?
色々考えが出てくると思います。とは言ってもやっぱり大事なのは

(最大の目標)夕食で家族と幸せな時間を過ごすこと ですよね

 

次に(戦略)「諸条件から夕食の方向性(コンセプト)を決めるます。

金銭的、時間的、空間的制約など諸条件から夕食を決めます。

  • 金銭面、冷蔵庫の中身から今日は家でゆっくり?
  • 家族みんなの体力を考えて家?疲れているから外食?
  • 家で食べるなら、時間という制約の中で買い物を済ませる必要あり

考えた結果、こんな感じに決まりました。

「自宅で」「2時間という制約」「ちょっり豪華に」「栄養バランス◯」「みんなが好きなカレーライス」

 

続いて(設計)「夕食を通じて相手(自分)にどんな気持ちになって欲しいのか」を考えていきます。

例えば、

  • お腹いっぱいの幸せな気持ちになって欲しい
  • 仕事や学校で疲れた体が夕食で少しでも癒されたと感じて欲しい
  • 家族としての一体感

→これを考えると例えばいつものカレーに「特別なスパイスを入れてみよう」「野菜たっぷり+アボガド入れて一味変えてみよう」「私たち一家がといったら〇〇(食べ物)を入れてみる」とかいろんなアイデアが生まれてきます。

 

最後に大事になってくるのは(スキル)「今まで描いてきた夕食を実現する料理の腕前」

 

 

 

夕食を作る準備が整いました。

「よし、料理するぞ」っと思っても

「包丁の切り方や煮込む時間などの料理の手順」、「理想とする味を実現するスキル」がなかったら、今まで考えてきた「あなたの理想とする夕食」は完成しません。

一生懸命頑張って考えたはずなのに、
家族からは「美味しくない」「料理の割に値段高くなかった」
という悲しい感想が飛んでくるかもしれません。

描いたものを実現する力は最終工程ということもあり、一番大事な部分でもあります。

デザインとは「目的を実現するための戦略・設計といった思考プロセス」と「それを形に実現すること」

料理を通じて「デザイン」について説明してきました。

つまりデザインとは料理の例を交えると

・「夕食で家族と幸せな時間を過ごす」という目標を実現するための戦略やどのような食材と時間を駆使して実現するかという思考プロセスであり、

・「料理の味」や「美味しそうな見た目」を相手に形として届けること

デザインは誰かの実現したい目的

私たちは日々デザインに囲まれ、そしてデザインしている

私生活でも仕事でも無意識のうちにデザインしているのである。目的を達成するために思考し、行動する。それは「こと」を実現するためのデザインでもあるし、時には「こと」を実現するために何か資料や商品など形を用いて相手に伝えることもある。課題や目的に立ち向かうこと、そそれはすべてデザインなのである。

この記事を書いた人

Takahiro

平日はIT企業で務める側で、フロントエンド開発を学習中。デザインやプログラミングに関することを呟いてます。